SASA-VOICE 笹すしからお届けする耳寄り情報
2006.07.11
Lazuda別冊『山陰SaLaⅡ−おとなの時間』で笹すしが紹介されました。
島根・鳥取のタウン情報誌「Lazuda」の別冊『山陰 SaLaⅡ − おとなの時間「上質」をもとめる大人達へ』で笹すしが紹介されました。
山海の贅と熟練の技の出会いが生む味覚の饗宴
郷思溢れる味ともてなしで、名店として知られる「名代 笹すし」。昭和38年の創業以来、地元の食通たちに贅沢な寛ぎを提供してきた。
日本海の旬の魚介をはじめ、築地仕入れの江戸前のアナゴ、選りすぐりの但馬牛など、全国の秀逸を厳選した食材は、新鮮で豊潤な輝きを携えている。板場を仕切るのは三十代の若き二代目。七年に亘る東京での修行で培われた気鋭かつ至妙な職人技に、贅と実が込められた一貫への期待が、否応なく高まっていく。
板場の隅では七輪で炭が焚かれている。霜降り肉はたたきに、秘伝のたれで煮込んだアナゴは炙りにして握る。柚子胡椒や岩塩など、調味への研究も怠ることはない。食材に精通する眼力、素材を最上の味覚へと導く熟練の手腕、これこそ名店の真実と言えよう。
常時三十種を揃える握りのほか、趣向を凝らした肴も常連客の目当て。握りを摘みながら酒を楽しむ。その趣は、歳月を経ても色褪せる事はない。
(本文より)
■山陰 SaLaⅡ − おとなの時間「上質」をもとめる大人達へ(Lazuda別冊)
2006年7月10日発行 定価860円(税込)